リール動画は、2020年にInstagramに追加された機能です。この記事では、リール動画の短歌投稿で、得られる嬉しいメリットと注意点を紹介します。
Contents
Instagramのリール動画って何？
縦横比9:16の縦長動画
動画サイズは、スマホを縦に持った時と同じ縦横比9:16です。16:9の動画だと、わざわざスマホを横に傾けないと全画面で視聴できません。リール動画なら、スマホを回転させなくてもそのままで動画を見れます。
最大90秒の動画が投稿可能
リール動画では、最大90秒の動画が投稿可能です。規定の15秒・30秒・60秒・90秒の中から選んだり、90秒以内であれば長さは自由に設定できます。
表示される場所
リール動画は、フィード（ホーム画面）・発見タブ・リールタブ・各アカウントのプロフィールに表示されます。
フィード（ホーム画面）は、Instagramを開いた時の最初の画面です。フォローしている人やユーザーが興味を持ちそうなリールが表示されます。
発見タブは、画面の下部にある虫眼鏡のアイコンです。発見タブをタップするとユーザーの閲覧履歴から、興味がありそうな投稿が一覧表示されます。
リールタブは、画面下部の発見タブと同じ並びにある動画マークのアイコンで、リール閲覧専用タブです。リールタブをタップすると、ユーザーが興味を持ちそうなリール動画が表示されます。
各アカウントのプロフィールには、これまで投稿されたリール動画が表示されます。
ストーリーズとの違い
リール動画と同じ縦横比9:16の縦長動画が、ストーリーズです。ストーリー動画は24時間で消えます。リール動画は自分のプロフィールページに残ります。ストーリー動画はフォロワーに表示されます。リール動画はフォロワーかどうかは関係なく、ランダムに表示されます。それぞれの利用用途は、ストーリー動画は「フォロワーとのコミュニケーションのため」、リール動画は「コンテンツをより多くの人に知ってもらうため」です。
短歌をリール動画で投稿するメリット
短冊のイメージで投稿できる
リール動画は、縦長の動画で短冊のイメージで短歌投稿ができます。スマホの全画面で、短歌を詠んだ時の情景や感情を映像と一緒に伝えられます。
認知度向上に有利
リール動画は、フォロワーかどうかは関係なく幅広い人の目に触れる機会があります。表示される場所も、フィード（ホーム画面）・発見タブ・リールタブ・各アカウントのプロフィールとたくさんあります。拡散力が高いリール動画は、認知度向上に有利です。
フォロワーの獲得に効果的
リール動画は、フォロワーでない人にも見てもらえる機会があります。そのため、偶然みた動画を気に入ってもらえる可能性があります。質の高い動画を継続投稿することで、多くのフォロワーを獲得する可能性が高まります。
短歌投稿に変化がつけられる
短歌は、写真画像と一緒に通常のフィード投稿もできます。フィード投稿は、プロフィールページにも表示されます。投稿が並んだときに、フィード投稿だけだと単調な印象です。リール動画を加えることで、短歌投稿に変化がつけられます。
リール動画作成での注意点
短歌を配置する場所
文字が見切れたり周囲のアイコンで隠れないように、画面のきわや上下を避けます。
ちょうど真ん中の1:1の範囲に短歌をおさめるようにします。リール動画はフィードで視聴すると動画の上下が見切れて4:5で表示されます。また、リール動画は自分のプロフィールページに残ります。投稿一覧ページに表示するカバー画像は、リール動画を投稿する際に設定できます。画面真ん中の1:1の範囲に短歌を配置しておけば、このエリアを投稿一覧ページでカバー画像として利用できます。
動画の内容・キャプション・カバー画像に力を入れる
リール動画にはキャプションとハッシュタグをつけられます。フォロワー以外に投稿を見てもらうには、ハッシュタグ検索の上位表示が一般的です。しかし、検索ボリュームの少ないハッシュタグは表示されづらく、検索ボリュームのあるハッシュタグは競合が多いです。
また、リール動画は、各ユーザーの傾向をもとにフォロー・フォロワー関係なくランダムに動画を表示させます。視聴者のほとんどは、発見タブ上のリール動画やリールタブなどから流入することが多いです。そのため、リール動画の再生回数を伸ばすにはハッシュタグよりは、動画の内容やキャプション、カバー画像に力を入れる方が効果的です。
もちろん、ハッシュタグをつけなくていいというわけではありません。ハッシュタグをおろそかにせず、きちんとつけることも大切です。
まとめ
短歌をすでにInstagramに通常投稿している人は、リール動画を追加すると表現のバリエーションが広がります。まだ投稿を始めて間もない人や、フォロワーがなかなか増えない人には、アカウントの認知度向上や新規フォロワーの獲得が期待できます。
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